MODECREW
大阪を拠点とし、関西圏を中心に活動するクリエイティブクルー。彼らは、コーヒー屋としての顔を持ちながら、デザイン、イベント企画、映像制作など、幅広く展開し、その全てをセルフプロデュースする。“コーヒー屋ではないがコーヒー屋”、“コーヒー屋だけどコーヒー屋じゃない”という表現が示す通り、コーヒーを軸に枠にとらわれない自由な発想で自分たちのやりたいことを発信し続ける。関西から全国、さらには海外にも広がっている。
きっとあなたにも新しい出会いとつながりをもたらすクルーになるだろう。
これまで
2023年3月~
コーヒー屋として認知を広げるべく、月に1-2回ほど関西を中心にイベント主催と出店
2024年4月~
縁があり大阪鶴橋で週2で間借りのコーヒー屋をはじめる
結成のきっかけは
2022年に結成した彼らのはじまりは海街だった。
当時は大学生でした。コロナ渦で暇を持て余していたので、中学の同級生で地元泉佐野市の海でよく集まって駄弁ってたのがきっかけです。
現在は、幼馴染のリン、コタ、トシキが中心に動いてます。また、これまでのイベントで出会ったムカイがマガジンなどの製作をしています。
MODECREWに込められた意味は
リン:海で集まってたのもあって船員を表す「crew」はどうしても使いたくてこの言葉を中心に考えました。他にも「crew」は「group」とは違い、一人一人が武器を持っていてそれがたまに集まり大きなものを成し遂げる。みたいな意味合いもあると僕は解釈しています。アベンジャーズ的なノリですかね。僕は見たことがありませんが(笑)
とりあえず、「〇〇CREWCOFFEE」ってゴロがいいなあって考えてて、流行を表す「mode」を自分たちで流行りを作り最前線を走ろうという想いからつけました。
コーヒー屋を始めたのはなぜ
リン:もともとはコーヒー屋をしたかったわけじゃなくて「自分たちがやりたいことで生活したい」という考えが根底にあって、話がすすんでました。みんなでやりたいことってまずなにか考えてるときに、メンバーになにやりたいか聞かれて僕の「コーヒーやってみたいなあ」の一言でコーヒー屋がはじまりました。けど、やるからには「本気でやりましょう」ってことで、まずは色々なコーヒー屋を練り歩き、飲みまくりました。もともとコーヒーは好きだったのですが、今思えばこの頃ちょうど浅煎りのコーヒーに目覚めたタイミングだった気がします。(笑)そして今では日々抽出の調整、焙煎のトレーニングなどもしています。感覚的には、コーヒー屋になることがゴールじゃなくて、コーヒー屋がスタートって感じです。なので、まずイベント開催、出店を通して知名度を上げたり、やりたいことの幅を広げられるようにしました。
ありがたいことに結果として、コーヒー屋として認知してくださる方は増えましたが、将来的に人によってMODECREW の捉え方が違っても面白いなって最近考えていて、ある人からするとコーヒー屋で、違う人からするとイベンターで、また違う人から見るとマガジンをやってる人たちみたいな。この人たちがどこかでたまたま集まって会話しているのとか見てみたいです(笑)「コーヒー屋だけどコーヒー屋じゃない」というか、コーヒー屋だけのイメージがいずれなくなっていけばいいなとこれからそれ以外のいろんなことを計画中です。例えば、このマガジンとかMODECREWのアイテム第一弾のマグとか…!
コタ:「コーヒー屋だけどコーヒー屋じゃない」って現状、コーヒーでの認知がやはり強いから、そのフレーズが適切だけど、それ使っちゃうとコーヒー屋さんだとより思われてしまいそう…(笑)なのでそうならないように、マガジンやアイテムなどに力を入れて、コーヒー屋がスタートだということを多くの人に知ってもらいつつ、実態を伴わせていきたいと思ってます。
今回MODECREWのアイテム第一弾となるマグカップが登場しましたが、自主制作ということでどのようにアイデアを形にしているのか教えてください。
リン:主に僕がデザインを担当してます。
デザインをする上で一番大事なのはインプットだと思っています。デザインに限らず、あらゆるインスピレーションが日常の中で落ちていると思うので、日々アンテナを張り巡らせながら生活するように心がけています。アイデアが湧いた時にはすぐに落とし込めるようにメモ帳とパソコンは大体いつも持ってますね。なので、いつも荷物多いなと言われます(笑)
最近は、以前お店に来てくださったお客さんから、街のスプレーアートを写真に撮って残してるとお話しを聞き影響を受けて、街中でスプレーアートを見つけるとついつい眺めてしまいます。ポップなフォントで、シンプルでクールだけど一癖効いてるようなデザインに惹かれるので、そういうものを見て日々吸収して、アウトプットしています。どこかに自分らしさを残すけど、MODECREWとしての統一性を持たせたりするなど考えながら形にしています。
今回のマグカップのこだわりは?
リン:MODECREWというブランドの初のアイテムとしてつくりました。コーヒー屋のアイテムではないため、coffeeの文字はなく、MODECREWのみ印字しました。ロゴの下の”We are the creative crew.“という文字は自分たちを表しています。ぜひ手に取って隅々まで見てみてください。また、形にはとてもこだわりました。どこのイケてるコーヒー屋に行ってもアメリカンマグの形が多く、いつか自分たちもこの形のマグを作ろうとずっと思っていました。やっと、念願の自分たちのマグが誕生したのは最高ですね…!
購入について
通常は店舗にて販売しています!ですが、今回はMODECREW初アイテムを記念して、
2025年1月19日(日)にマグカップの販売イベントを開催します!
また、イベント終了後からオンラインストアで販売を開始します!オンラインストアからご購入された方には特典として、MODECREWCOFFEEオリジナルドリップパックがもらえます!店頭とイベントでご購入された方はその場で使えるワンドリンクチケットがもらえちゃいます。
今後同じデザインは2度と作られない限定100個のマグカップおひとついかがでしょうか。
詳しい情報は、MODECREWCOFFEEのInstagramをご覧ください!
https://www.instagram.com/mode_crew_coffee
今後挑戦したいアイテムはありますか?
リン:コーヒー屋以外の色も出していきたいけど、急にアパレル系のアイテムをつくるつもりはなく、今の活動との関連性を大事にして、徐々にアイテムを展開したいと考えています。でも、いつかみんなでMODE CREW COFFEEのTシャツかトレーナーとか着たいなあ…….けど、ちょっとマグの次は一癖ほしいので考え中です!引き続き少しずつアイテムは出していきます。
コタ:オリジナルのクラフトボトルコーヒー作ってみたいです!行きつけのコーヒーショップに行った時に見かけたことがあって、自分たちでも作ってみたいと思いました。
MODECREWを続ける上で大切にしていることはありますか?
リン:つながりは大切にしています。なので、始めからいろんな人に話しかけに行ってみようって考えてました。イベントを開催したり出店すれば、新しく出会う人は増えますし、仲良くなった人と今後イベントを一緒にすることもあったので、とにかくいろんな人に声をかけて全員と友達になろうと思ってました。
あとは自分がイケてると思ったこと、したいことを全力でしているだけです。自分がしたいことじゃないと面白くないし続かない。
コタ:まず第一に自分が楽しんだりワクワクできてるかが大切ですね。それで自分が楽しんでやってることで周りの人も楽しめたり、よかったと思える経験ができるようにする必要があるかなって思います。そのための工夫だったりはずっと考え続けていかないとですね。
トシキ:かっこいいを1番大事にしてますかね!自分がしたいことを仲間としてるのってめっちゃかっこいいと思うし、何歳になっても誇れる漢になりたいので(笑)
なのでMODECREWでもかっこよさや自分達らしさを大事にしていきたいです。引き続きMODECREWが1番かっこいい奴らになれる様に精進します!!
どんなときに面白いと感じますか?
リン:イベントのときは、来客者同士で仲良くなっているのを見ると嬉しくなりますね。コミュニティが広がる感じがたまらないです。あとは、自分が作ったステッカーをいろんな人がいろんなところに貼ってたり挟んでたりするのを見ると嬉しいですね。
コタ:イベントがうまくいったとか、コーヒーの売り上げがあがったとか、お店に来てくださる方が増えたとか、目に見えてわかる成功にやりがいを感じます。自分らですべてをやってる分、達成感は大きいです。あとは、自分たちと同じくらいの若い世代が自分たちを見て何か始めたり、自分たちがなにかの後押しになれたときは嬉しいです。
トシキ:僕はイベント担当なので、イベントの前後が1番楽しいかもしれないです(笑)
自分達でどんなイベントにするかを試行錯誤して案を出しあったり、イベント終わりのやり切ってタバコを吸っている時が1番脳汁溢れますね。だからどんなイベントにも全力ですし、来て良かったと思えるようなイベントをこれからも開いていきたいです。楽しそうにしてる皆さんを見るのが、僕は最高の一服になりますし(笑)
今後の展望
リン:今頭の中にあるやりたいことをいずれは全部叶えて、花咲かせていきたいと思っています。まだまだやりたいことは止まらないし、もっとクリエイティブ全般に精通するクルーになりたいです。その第一歩目がマグカップとこのマガジンです。
コタ:これから色々なことに挑戦して出来ること、やりたいことを増やして行くと思うけど、それまでにしてたものだったりを蔑ろにはしたくないかなって思います。
最低でも現状維持。もちろん目指すはずっと向上し続けること。そのことを忘れないようにしながら活動していきます。
トシキ:少しずつ経験や出会いを増やして、MODECREWをデカくしていきたいですね。
継続的にイベントを続けながら、shopの方も広めて、いろんな分野に手を出したいと思っています。あと個人的にはDJをできる様になりたいのでYouTubeで勉強しようと思います(笑)
このマガジンへの想いは?
リン:このマガジンは、自分たち自身この2年間イベントや店を構えてみてクリエイティブでおもろい人に出会って話をする機会が多くて、自分たちの身の回りにいる“クリエイティブな人”を紹介するプラットフォームがあればおもろいんじゃないかと思ってはじめました。これを読んだみんなのインスピレーションにつながったり、紹介する人と読者が繋がりたいと思ってくれたら嬉しいです。そうすれば、もっともっとコミュニティが広がって、みんなでもっとおもろいことができそうですよね。もちろん、自分たちも繋がりたいですし。そういう意味で「クリエイティブをつなぐマガジン」です。いろんなジャンルで活躍している人や、まだ見つかっていない人もみんな紹介して仲良くなって、その後みんなででっかいイベントしたいな〜(笑)
wrriten by mukai